本文へ移動⚠ いま被災されている方へ — 災害時のお口のケア(軽量版・約30mlの水でできる歯磨きなど)

口のケアの基本・その他

災害のときも歯みがきは必要ですか。ほかにやることが多くて後回しになっています

この回答は、当プロジェクトの起草版資料(学術統轄の監修前)から再構成したものです。判断に迷うときは、必ず医療者にご相談ください。

答え

必要です。避難生活が続くと口の中の細菌が増えやすく、肺炎などの呼吸器の感染や口の中の炎症が起きやすくなると考えられています。完璧でなくてよいので、1日1回、寝る前だけでも続けてください。

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災害のあとは、口の中が汚れやすくなる条件がいくつも同時に重なります。ひとつひとつは小さなことでも、重なると口の中の細菌が増え、体力が落ちた状態と合わさって、肺炎やかぜなどの感染症にかかりやすくなると考えられています。

  • 水が足りず、歯みがきやうがいの回数が減る
  • 歯ブラシや入れ歯の手入れ用品を持ち出せていない
  • 保存食が中心になり、やわらかいもの・甘いものが増える
  • トイレを気にして水分を控え、口が乾く
  • 眠れない、寒い、気を張り続けるなどで体力が落ちる

過去の大きな地震のあと、避難生活のなかで高齢の方の肺炎が問題になったことが報告されています。それをきっかけに、口のケアは災害支援のなかで取り組むべきことのひとつとして扱われるようになりました。

完璧を目指さなくて大丈夫です

水がなければ拭き取りでかまいません。回数が減ってもかまいません。「何もしない日をつくらない」ことのほうが大切です。

後回しにしがちな方へ

口の不調は、痛くなってから対応すると選べる手段が減ります。片づけや手続きに追われていても、寝る前の数分だけは確保してください。

この回答の根拠

根拠の種類:
災害支援の実務で共有されている知見です(学術的根拠は限定的です)
監修の状態:
当プロジェクトの実務資料(起草版・学術統轄の監修前)から再構成したものです。専門家の確認はまだ受けていません
最終更新:
2026-08-01

分かっていないこと:過去の災害の経験から口のケアが重視されるようになった経緯は、災害支援の実務で共有されている知見です。避難生活のなかで口のケアを行うことによって感染症がどの程度減るかを厳密に検証した研究は限られており、ここでは効果を断定していません。

参考にした資料

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この情報は一般的な内容です。個々の症状の診断や治療方針を示すものではありません。判断に迷うときは、医療者にご相談ください。緊急の場合は119番へ。