本文へ移動⚠ いま被災されている方へ — 災害時のお口のケア(軽量版・約30mlの水でできる歯磨きなど)
代表発起人 / Founding Representative

富田 大介(Daisuke Tomita, DDS)

一般社団法人日本オーラルヘルス協会 代表理事 お口の防災プロジェクト 代表発起人・プロジェクト統轄

写真準備中

Role

一般社団法人日本オーラルヘルス協会 代表理事

お口の防災プロジェクト 代表発起人・プロジェクト統轄

Name

富田 大介

Daisuke Tomita, DDS

Four Axes

4つの軸から見る代表発起人

臨床・研究・経営・公益、それぞれの立場からの視点をご紹介します

臨床家として

昭和大学歯学部を卒業後、矯正歯科および顎口腔機能治療(顎変形症手術)の二分野を研鑽した。現在、『ミライズ顎変形症クリニック』を主宰する。

研究者・教育者として

東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)非常勤講師として後進の教育にあたる。また、米国スタンフォード大学では University IT の Technology Training プログラムで講師を、香港中文大学(深圳)、チェコ・カレル大学(プラハ)、エジプト・アル・リヤーダ大学では客員教授を務める。令和8年4月より、昭和医科大学大学院(口腔生化学講座)博士課程に在籍し、口腔と全身の関係性に関する基礎研究を継続している。XR外科シミュレーション、3Dプリンティング技術の医療応用、AIによる画像診断、iPS細胞由来培養上清液の関節内投与など、次世代の歯科・医科融合領域における臨床研究にも共同研究者として関与する。

経営者として

株式会社MEDiDENTの代表取締役として、ミライズウェルメディカルグループを率いる。南青山、銀座、大磯(ORCインプラントクリニック)など都内・神奈川県下に複数のクリニックを展開し、スタッフ総数は100名を超える。令和8年4月1日、南青山に新拠点『ミライズ総合歯科南青山』を開院し、一般歯科・予防・矯正・インプラント・顎変形症の五領域を統合した、約140坪・歯科ユニット11台・オペ室2室規模の複合診療施設として運用を開始した。

公益活動の実践者として

令和3年(2021年)、一般社団法人日本オーラルヘルス協会を設立し、代表理事に就任。南青山を拠点として、口腔健康の向上と健康長寿社会の実現に向けた社会実装に取り組んでいる。これまでに、日韓オーラルヘルス協会の設立、みなとエコキッズ・アクション(本協会公式ボランティア活動)の運営、MFT(口腔筋機能療法)をテーマとした絵本出版企画の推進、災害時口腔ケアに関する啓発活動など、医療の枠を超えた公益的活動を多方面で展開してきた。近年は、災害時における口腔衛生の重要性を社会に定着させるべく、災害歯科保健医療の研究・実践に携わり、東京医科歯科大学大学院時代の先輩でもある中久木康一先生との出会いと対話を大きな契機として、「お口の防災」という新たな社会概念の普及と制度化に向けた取り組みを本格的に推進している。

STATEMENT

所信表明

歯科医師として二十余年、私は決して、口の中だけを見てきたわけではない。

口は、命の入口である。そして時に、命の出口にもなり得る。

私は日々、患者様の口腔内を診ながら、その方の人生全体を見つめるつもりで診療にあたってきた。しかし、2011年の東日本大震災の後、私は自分自身の視野の中に、ひとつの大きな欠落があったことを思い知らされた。

石巻市における震災関連死のうち、死因の26.9%が肺炎であったとされる。その多くは誤嚥性肺炎であったと考えられる。歯ブラシがなかった。水がなかった。入れ歯を洗えなかった。避難所で、病院や介護施設で、そして電気も水も止まった自宅で——そのような一見些細にも見える欠落の積み重ねが、確かに人の命を奪っていったのである。

これは、単なる医療の問題ではない。社会設計の問題である。防災用品の標準リストに歯ブラシや口腔ケア用品が当然のように組み込まれていたならば。自治体の避難訓練や地域防災計画に、口腔衛生の視点が当然のように織り込まれていたならば。守ることのできた命が、確かにそこにあったはずである。

しかしこれまで、日本社会において「口の防災」、あるいは「お口の防災」という概念は、十分に言語化されることも、制度として整えられることもなかった。

だからこそ、今、これを社会の中に立ち上げなければならない。

私がその決意を確かなものとしたのは、災害歯科医学の第一人者である中久木康一先生との出会いと、幾度にもわたる深い語らいがあったからである。先生が長年にわたり、災害の現場と真摯に向き合いながら見つめ続けてこられた現実、そして「言葉をつくることで社会は動く」という強い信念に触れたとき、私は深く心を動かされた。災害時に人が口腔衛生を失い、食べる力を失い、やがて命までも失っていく現実を前にして、もはやそれを見過ごしてはならない。その思いが、私の中で使命へと変わったのである。

「お口の防災プロジェクト」は、食料、水、電気、医療、衛生に続く"第六の防災の柱"として、口腔衛生を社会に定着させるための挑戦である。これは、一人の歯科医師の活動の範囲にとどまるものではない。だからこそ私は、代表理事を務める一般社団法人日本オーラルヘルス協会を主催団体として掲げ、この取り組みを社会的運動として推進していく決意を固めた。そして、中久木康一先生に学術統轄としてご参画いただくことで、この挑戦を理念に終わらせることなく、教育、認定制度、啓発、研究、政策提言へと着実につなげていきたいと考えている。

今後は、多くの方々のご理解とご協力をいただきながら、認定制度の構築、啓発活動、企業・団体との協賛協業、政策提言、さらには国際連携までを視野に入れ、着実に歩みを進めてまいりたい。

次の大災害が発生したとき、すべての家庭の防災袋に口腔衛生用品が自然に備えられ、すべての避難所に歯ブラシがあり、病院や介護施設、在宅避難や車中泊の方々のもとにも口腔ケアが届き、すべての自治体に口腔の健康を守る担当者がいる。そのような社会を、私たちは今から準備しておかなければならない。

口は、命を守る。

その当たり前を、災害の現場においても当たり前にするために。どうか本プロジェクトへのご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げる。

令和8年4月

一般社団法人 日本オーラルヘルス協会 代表理事

お口の防災プロジェクト 代表発起人

富田 大介

International

海外での教育活動

代表発起人が個人として客員教授・講師を務める海外の大学

USA

Stanford University

Instructor, Technology Training (University IT)

大学公式ページ

China

The Chinese University of Hong Kong, Shenzhen

Visiting Professor

Czech

Charles University

Visiting Professor

Egypt

Al Ryada University

Visiting Professor

香港中文大学(深圳)第二附属病院への公式訪問(WARMLY WELCOME Dr. TOMITA)
香港中文大学(深圳)第二附属病院への公式訪問(WARMLY WELCOME Dr. TOMITA)
カレル大学(プラハ)での講義後、Visiting Professor として感謝状を授与
カレル大学(プラハ)での講義後、Visiting Professor として感謝状を授与
アル・リヤーダ大学(カイロ)での感謝状授与式(エジプト・日本両国旗のもとで)
アル・リヤーダ大学(カイロ)での感謝状授与式(エジプト・日本両国旗のもとで)